【広告主必見】アフィリエイト広告で成果を出すためにやるべき12の施策

本記事では、広告主がアフィリエイト広告で成果を出すための施策を12個に渡って紹介します。成果を出すとは、アフィリエイト広告から自社商品・サービスへの集客数を増やすということです。

本記事は実践編となっているため、用語の解説などは詳しく行なっていません。アフィリエイト広告に初めて取り組むという方は、まずは下記の記事をご覧ください。

アフィリエイト広告とは何か?を初心者でも分かりやすく解説【図解あり】 広告主が押さえておくべきアフィリエイトサイト5種類と4つの集客方法を解説!

はじめに

アフィリエイトの施策は大きく下記2つの目的に分けられます。

  • アフィリエイターに自社商品のことを認知してもらう施策
  • アフィリエイターに自社商品のことを紹介してもらう施策

自社商品のことを知ってもらうことは重要ですが、知ってもらった上で最終的に記事内で紹介してもらわないと成果には繋がりません。従って、どちらの施策も並行で進めていくべきです。

本記事の施策1~5は、「アフィリエイターに自社商品のことを認知してもらう施策」、施策6~12は「アフィリエイターに自社商品のことを紹介してもらう施策」をそれぞれ紹介しています。

施策1:リスティング広告で獲得が伸びているキーワードを狙う

この施策は自社でリスティング広告を運用していることが前提となります。

リスティング広告はGoogle検索のキーワードごとに広告を出すことができます。そのため、どのキーワードがコンバージョンに繋がっているかを一目で判断することができます。

リスティング広告のCPAが目標値以内になっているキーワードは、自社にとって有望なキーワードなので、そのキーワードの検索結果画面に表示されているサイトには出来るだけ自社の商品やサービスの情報を盛り込みたいでしょう。

リスティング広告は検索結果の上部と下部の広告枠にしか表示できません。よって、リスティング広告を除いたSEO上位にきているサイトの中で、アフィリエイトに取り組んでいるサイトに自社の商品を掲載してもらえないか打診をしましょう。

有望キーワードの検索結果画面で、リスティング広告に加えてSEO上位サイト内でも自社の商品を露出できれば、獲得をより伸ばすことができます。

具体的にアクションすべきこと

  1. リスティング広告でCPAが合っているキーワードをリストアップする
  2. 1でリストアップしたキーワードでGoogle検索を行い、検索結果1ページ目に出てくるサイトの中からアフィリエイトサイトがないか調べる
  3. アフィリエイトサイトを見つけたら、サイト運営者に直接提携連絡をするか、そのサイトが利用しているASPに登録してASPの担当者に交渉してもらう

特定のサイトがどのASPを使っているか判断する方法が分からないと思った方がいるかもしれません。実は、商品リンクを見れば判断が可能です。

下記のように、アフィリエイトリンクの中にASPの名称が含まれているため、URLを見ればどのASPかを判別できます。

ASPの名称アフィリエイトリンク
A8.nethttps://px.a8.net/~~~
バリューコマースhttps://ck.jp.ap.valuecommerce.com/~~~
afbhttps://t.afi-b.com/~~~
アクセストレードhttps://h.accesstrade.net/~~~
Link-Ahttps://link-a.net~

施策2:高単価過ぎて自社では出稿できないキーワードを狙う

こちらの施策も自社でリスティング広告を運用していることが前提となります。

リスティング広告を運用していると、広告を出稿したいけれどクリック単価が高すぎてCPAが合わないキーワードが出てきます。例えば、あなたの会社が転職サイトを運営しているとしましょう。「転職サイト」というキーワードはクリック単価が¥1,000を越えて非常に高価です。

高単価になる理由は、競合が多いからです。リスティング広告は広告を出したい企業が増えるほどクリック単価が吊り上がっていきます。「転職」キーワードの場合、リクルートやマイナビなど広告費を潤沢に使える大手企業が多く、彼らが札束で殴り合いをしているため、クリック単価が高騰しているのです。

従って、高単価キーワードで広告を出稿すると獲得には繋がるかもしれませんが、広告費を使い過ぎてCPAが合わないという事態が起きます。このような場合、リスティング広告で高単価キーワードを購入することは難しいので、アフィリエイト広告に頼れないかを考えましょう。

「転職サイト」と検索すると、上位には転職サービスがズラリと並びます。さすがに競合サービスサイトでアフィリエイト広告は出せないですが、一部転職サービスの比較サイトや個人ブログが上位に占めていたりします。これらのサイトはアフィリエイトを実施している可能性が非常に高いので、実施しているか調査しましょう。

当然、アフィリエイトサイトで積極的に紹介されているサービスも広告費を潤沢に持っている大手企業の可能性が高く、掲載してもらえる難易度は高いです。しかし、打診しない理由はありません。もし掲載されたら大きな成果を生む可能性があります。

「転職サイト」のようなビッグキーワードであればランキングの上位に表示してもらえなくても一定の流入を獲得できるでしょう。しかも、成果報酬型なのでリスティング広告のようにCPAがオーバーすることもありません

具体的にアクションすべきこと

  1. リスティング広告で、本当は入札したいけれどクリック単価が高くでCPAが合わないキーワードをリストアップする
  2. 1でリストアップしたキーワードでGoogle検索を行い、検索結果1ページ目に出てくるサイトの中から、アフィリエイトサイトがないか調べる
  3. アフィリエイトサイトを見つけたら、サイト運営者に直接提携連絡をするか、そのサイトが利用しているASPに登録してASPの担当者に交渉してもらう

施策3:ASPの種類を増やす

提携するアフィリエイターを増やしたい場合、登録するASPの数を増やすことを検討しましょう。

アフィリエイターは特定のASPにしか登録していないことも多いため、新規のASPを登録するだけで新規のアフィリエイターにリーチすることができます

ただし、ASPを増やすと初期費用や月額費用が追加で発生するため、自社のフェーズに合わせて増やしていくのがいいでしょう。最初は有名どころのASP1~2個で運用して、事業が大きくなるにつれて5~6個に増やすといった具合です。

どのASPを増やすべきかは下記の記事をご覧ください。

【広告主向け】定番のアフィリエイトASP10選徹底比較【費用が分かる】

具体的にアクションすべきこと

  1. 追加したいASPを決める
  2. 追加で発生するコストを見積もる
  3. 導入の意思決定をする

施策4:ASP内でプロモーションを展開する

アフィリエイターに認知してもらうために、ASPの中でプロモーションを展開することができます。今回は下記の3つのプロモーションを紹介します。

報酬UPキャンペーン

キャンペーン期間内に新規に記事を執筆したり、商品を紹介してくれたアフィリエイターに、通常よりも多い報酬単価を提供する施策です。

アフィリエイターにとってメリットが大きいので、プロモーションの訴求力は高いです。ただし、あまりやり過ぎると報酬単価が上がりすぎてしまう懸念があります。

実施する場合は、ASPの担当者に相談して企画を練りましょう。

メール広告

商品の認知度が低い場合に有効な施策です。ASPに登録しているアフィリエイターに向けてメールで商品の紹介をすることができます。ASPが有料のオプションとして提供していることが多いので、内容や料金はASPに相談してみましょう。

バナー広告

こちらも商品の認知度が低い場合に有効な施策です。ASP内に商品のバナーを設置して、アフィリエイターに認知してもらうことができます。ASPが有料のオプションとして提供していることが多いので、内容や料金はASPに相談してみましょう。

具体的にアクションすべきこと

  1. 現在の課題が商品を知ってもらえていないことなのか、紹介してもらえていないことなのかを明確にする
  2. ASPの担当者にどのようなプロモーションができるか相談する
  3. 広告予算の兼ね合いを見ながら企画を作る

施策5:ASPの管理画面紹介文を詳細に書く

広告主は、商品をASPに登録する際に商品情報を記載することができます。商品情報を詳細に記載することで、アフィリエイターの理解が深まり、興味を持ってくれる確率が高くなります。

今一度登録している紹介文を見直して、アップデート出来ないかを考えましょう。情報が古くなっている場合は必ず最新の情報にアップデートしてください。

最低限記載したい項目
  • どんな商品か?(一言で)
  • 商品のターゲット
  • 商品の特徴
  • 具体的な実績(利用者◯万人、就職率99%など)
  • 競合商品と比較した時の強み
  • おすすめの提案方法(商品のセールスポイント)
  • 広告主からのメッセージ(商品への想いや信念、またはアフィリエイターにメリットのある情報など)

具体的にアクションすべきこと

  1. ASPに登録している商品紹介の文章が、初見でも分かりやすい内容になっているか確認する
  2. 不足している情報があれば追記して更新する

施策6:特別単価を提案する

ここからはアフィリエイターに自社商品を紹介してもらうための施策です。

特別単価とは、広告主がASPで登録している報酬単価以上の単価のことです。

「ASPに登録している一般的な報酬単価は¥5,000だけど、あなただけ特別に¥10,000にします」とアフィリエイターに誠意を見せることで、新規で掲載をしてもらったり、掲載を強化してもらうよう提案する施策です。

特別単価と言うほどなので、誰にでも提示すべきではありません。全員に提案してしまうと特別感がなくなり、広告費も圧迫されます。

いわゆる有力アフィリエイターのみに絞りましょう。有力アフィリエイターとは、絶対に掲載してもらいたいサイト運営者や、既に掲載をしてもらっていて多くの成果が発生しているサイト運営者のことを指します。

小さなアフィリエイトサイトと大量に提携するよりも、有力アフィリエイターの掲載を強化した方が獲得件数が増えるケースもあるため、まだ有力アフィリエイターへのアプローチをやり切れていない場合は、積極的に特別単価を提案しましょう。

具体的にアクションすべきこと

  1. 「絶対に掲載して欲しいアフィリエイトサイト」or「既に掲載してもらっているが、掲載強化して欲しいアフィリエイトサイト」をリストアップする
  2. 特別単価をいくらにするか決める
  3. 1でリストアップしたアフィリエイトサイトに打診してもらうよう、ASPの担当者に連絡をする

施策7:競合他社より高い報酬単価を設定する

施策⑦~⑨は競合他社を見ながら改善を行なっていきます。

アフィリエイターがサイト上で紹介する商材を決める上で最も重要視する要素は、「一番稼げる商品はどれか」です。アフィリエイターもビジネスとしてサイト運営を行なっているため、稼げる商品を売りたいと考えます。

アフィリエイターが稼げる金額を決める方程式が下記です。

「サイトCVR」×「承認率」×「報酬単価」

サイトCVR

商品のLP上でコンバージョンに至る割合

承認率

コンバージョンに至ってから広告主が成果とみなす割合

報酬単価

成果1件ごとにアフィリエイターに支払う報酬

この3つの係数の掛け算によってアフィリエイターの報酬金額が決まるため、有力なアフィリエイターほどこのことを理解し、数値を計算しています。

よって、3つの係数の掛け算が競合他社よりも高くなるように努力をすべきです。

中でも、最もコントロールしやすいのが報酬単価です。ASPの管理画面上から報酬単価を変更するだけでいいので、すぐに報酬単価を上げることができます。

一方で、報酬単価には上限があるので無限に上げる訳にもいきません。多くの企業では広告宣伝費率の上限が◯%までと決まっているはずなので、その上限のパーセンテージよりも高い報酬単価に設定すると目指していた利益が出せなくなります。

つまり、報酬単価は広告宣伝費にお金をかけられる企業ほど高く設定できる構造になっているということです。これは、業界でNo.1のブランドほど優位です。No.1のブランド力があれば、それだけでユーザーに選んでもらえるようになり、競合他社よりも利益を出しやすい体質が作れます。結果、広告宣伝費にかけられる金額も増えます。

また、報酬単価は一度上げると、下げづらいので慎重さが求められます。上げる時はアフィリエイターに喜ばれますが、もし自社商品の利益率が下がって報酬単価を下げるとなると、良い印象は与えません。競合他社に乗り換えられるリスクもあります。

以上を踏まえて、報酬単価は可能な限り上げ、それでも競合他社を越えられない場合は、サイトCVRや承認率を上げる努力をするのが吉です。

競合他社の報酬単価がいくらで設定されているかは、自分がASPにメディア側で登録すれば見ることができます。

具体的にアクションすべきこと

  1. 自社商品の上限となる報酬単価がいくらか把握する
  2. 競合他社の報酬単価がいくらで設定されているかを調べる
  3. 競合他社よりも高い報酬単価に設定する。もし、上限単価を超えてしまう場合は、極力上限に近い報酬単価を設定する。

施策8:競合他社よりも高い承認率にする

次の施策は、「サイトCVR」×「承認率」×「報酬単価」における承認率を競合他社よりも高く設定するです。

承認率とは、サイト上でCVが発生してから、広告主が最終的にそれを成果とする割合のことです。100%に近ければ近いほどアフィリエイターにはメリットがあります。

では、承認率が100%の場合と、そうでない場合にはどのような違いがあるのか見ていきましょう。

ケース①:ECサイト運営企業の場合

■承認率が100%の例
ECサイトにてアフィリエイト経由で商品が売れたら成果とする

■承認率が100%ではない例
ECサイトにてアフィリエイト経由で商品が売れたら成果とする。ただし30日間のクーリングオフを利用した人は除く。
→ クーリングオフ利用率が10%とすると、承認率は90%となる

ケース②:人材紹介業を営んでいる企業

■承認率100%の例
アフィリエイト経由で面談の申込が入ったら成果とする

■承認率100%ではない例
アフィリエイト経由で面談の申込が入り、その後面談参加まで確認できたら成果とする。
→ 面談の参加率が50%とすると、承認率は50%となる

このように、承認率も一定は広告主側でコントロールすることができます。

承認率が100%となる条件にした場合、不正な申込が発生するリスクがあります(商品の購入はするがクーリングオフをしたり、面談に申込むが参加しない、など)。また、承認率を100%にすると、クーリングオフ率や面談参加率を割り戻さないといけないので報酬単価を下げざるを得なくなるかもしれません。

競合他社の承認率が自社よりも高そうな場合、承認率を今よりも上げられないか検討しましょう。競合他社が何を成果の条件としているかも、自分がASPにメディア側で登録すると見ることができます。

具体的にアクションすべきこと

  1. 自社商品の現状の承認率を算出する
  2. 競合他社の成果の条件を確認する
  3. 競合他社の方が承認率が高そうな場合は、承認率を100%に近づけられないかを考える

承認率についてもっと知りたい方は下記の記事がおすすめです。

アフィリエイトの承認率とは?承認率を上げる3つのポイントを解説

施策9:競合他社よりも高いサイトCVRが出せるLPを作る

次の施策は、「サイトCVR」×「承認率」×「報酬単価」におけるサイトCVRを競合他社よりも高くするです。

施策⑦と施策⑧で紹介してきた報酬単価と承認率ももちろん改善すべきなのですが、この2つには上限があります。承認率は100%より上げることができませんし、報酬単価も広告宣伝費の上限まで上げると、それ以上上げる余地はありません。

競合他社も承認率や報酬単価は限界まで上げようと努力するため、一番差が出るのはサイトCVRです。サイトCVRは現状が1%とすると、2%にするだけで2倍になります。そして2倍にすることは不可能ではありません。

アフィリエイターに商材を知ってもらう施策を実施することはもちろん必要ですが、知ってもらった後は、「サイトCVR」×「承認率」×「報酬単価」の高さで商材を選んでいることを考えると、サイトCVRをどれだけ上げられるかが最も商材が選ばれる理由になると言っても過言ではないでしょう。

今すぐサイトの改善箇所を洗い出してA/Bテストを開始しましょう。

具体的にアクションすべきこと

  1. 現在のサイトCVRを把握する
  2. 「サイトCVR」×「承認率」×「報酬単価」で競合に勝つために必要なサイトCVRを目標として設定する
  3. サイトの改善箇所を洗い出す
  4. 順次サイトのA/Bテストを開始する

施策10:商品を無料で提供して体験してもらう

次の施策は「商品をアフィリエイターに無料で提供して体験してもらう」です。

アフィリエイターがどれだけ「サイトCVR」×「承認率」×「報酬単価」の高さで商材を選んでいると言っても、商品を実際に体験して良いと思ってもらえれば、多少他社よりも得られる報酬額が低くても紹介してもらえる可能性があります。

また、アフィリエイターが商品を体験することで、記事を書くネタになったり、体験記事の執筆により記事のCVRが上がったりと、アフィリエイターにもメリットがあります。

全てのアフィリエイターに無料提供しているとコストが膨れるので、最初はこの人には紹介してもらいたいという有力アフィリエイターにのみ限って提案することをおすすめします。

無料で商品を提供する代わりに、記事を執筆してもらうことを条件にしてもいいでしょう。

具体的にアクションすべきこと

  1. 商品を紹介してもらいたい有力アフィリエイターをリストアップする
  2. 無料提供する代わりに、アフィリエイターにアクションしてもらいたい条件を決める
  3. ASPの担当者に企画を持ちかけて、アフィリエイターに展開してもらう

施策11:広告バナーの種類を増やす

アフィリエイト広告はテキスト広告とバナー広告の2種類を出稿できます。特に、バナー広告は視覚的にメディア読者に訴求ができるので、アフィリエイターからも重宝されます。

バナーの種類を増やすには下記2つの考え方があります。

①サイズの種類を増やす
②訴求の種類を増やす

サイズの種類を増やせば、これまで必要なサイズがなくてバナーを貼れなかった新規のアフィリエイターの獲得に繋がります。訴求の種類を増やせば、アフィリエイトメディアにマッチした広告バナーの訴求ができるようになって広告バナーのクリック率向上に繋がります。

①②をそれぞれ具体的に見ていきましょう。

①サイズの種類を増やす

広告バナーのサイズは最低限必須で用意したいサイズが下記です。

最低限用意すべきバナーサイズ
  • 「250×250」※正方形サイズは使い回す
  • 「300×250」※336×280サイズは使い回す
  • 「320×50」
  • 「468×60」

アフィリエイターの獲得を強化するために、余裕があれば追加で下記も作成しましょう。

追加で用意したいバナーサイズ
  • 80×60
  • 88×31
  • 100×60
  • 120×60
  • 120×90
  • 120×600
  • 160×600
  • 224×33
  • 234×60
  • 350×80
  • 350×160
  • 350×24
  • 728×90

A8.netでもサイズ一覧を公開しているので確認してみてください。

②訴求のパターンを増やす

あなたがダイエットサプリを販売している会社のマーケターだとします。ダイエットサプリを購入する人の悩みは様々です。

男性であれば、異性にモテたい、健康な体を手に入れたい、自分に自信をつけたい。女性であれば、美しくなりたい、お気に入りの服を着たい、健康な体を手に入れたい、などが考えられます。

例として男性・女性それぞれ3パターンの悩みをあげましたが、これだけで合計6パターンの訴求をつくることができます。

訴求軸は1つではなく、複数準備することで、アフィリエイターは自分が運営するメディアの訴求に合った広告バナーを選ぶことができます。結果として広告クリック率が上がり、成果に繋がります。

具体的にアクションすべきこと

  1. バナーのサイズを増やす
  2. 広告バナーの訴求を複数パターン制作する

施策12:アフィリエイターに商品の詳細情報を提供する

広告主からアフィリエイターに働きかけて、良質な記事執筆をする手助けを積極的に行いましょう。これから紹介するような施策を実施することで、自社商品のことを深く理解してもらうことができます。

また、アフィリエイターとの信頼関係構築にも繋がり、施策を進めやすくなります。

セミナー・説明会の開催

アフィリエイター向けにセミナーや説明会を開催して、商品の詳細やセールス方法をお伝えすることでアフィリエイターのサービス理解を向上することができます。

また、セミナー参加者向けの特典を付与したり、参加者に向けて商品を無料で提供することで、アフィリエイターのロイヤリティ向上に繋がります。

資料の提供

ASPに登録している情報だけでは、情報量に限界があります。PDF等の資料にまとめることで視覚的に商品情報を伝えることができ、情報量も格段に増やせます。

PDFのダウンロードリンクをASPの商品登録ページに掲載したり、メールでアフィリエイターに共有するといいでしょう。

素材の提供

記事を書く際、サービスイメージを湧かせるために画像を使いたいアフィリエイターは多いです。事前にアフィリエイターに画像やサービスロゴなどの素材情報を提供しましょう。

具体的にアクションすべきこと

  1. 素材やサービス説明資料のダウンロードリンクをASPの紹介文の中に設置したり、メールでアフィリエイターに共有する
  2. アフィリエイターのロイヤリティを向上したい場合は、セミナーや説明会を行う

内容のまとめ

アフィリエイターに自社商品のことを認知してもらう施策

  • リスティング広告で獲得が伸びているキーワードを狙う
  • 高単価過ぎて自社では出稿できないキーワードを狙う
  • ASPの種類を増やす
  • ASP内でプロモーションを展開する
  • ASPの管理画面紹介文を詳細に書く

アフィリエイターに自社商品のことを紹介してもらう施策

  • 特別単価を提案する
  • 競合他社より高い報酬単価を設定する
  • 競合他社よりも高い承認率にする
  • 競合他社よりも高いサイトCVRが出せるLPを作る
  • 商品を無料で提供して体験してもらう
  • 広告バナーの種類を増やす
  • アフィリエイターに商品の詳細情報を提供する