アフィリエイトで稼ぐためには比較・ランキング形式のコンテンツは欠かせません。アフィリエイト収益の多くが比較・ランキングのコンテンツ(記事)から発生しているというケースも少なくないでしょう。
人が比較をするということは、自分が抱えている課題を解決するために積極的に行動を起こしていることの裏付けになります。つまり、商品の購買意欲が非常に高いのです。
本記事では、WordPressを使って比較・ランキングサイトの作り方を詳しく解説しています。WordPressを使えば初期費用が数万円あれば簡単にサイトを立ち上げることができます。
また、比較サイトはデザインも重要です。ゼロから自分で作ろうと思うとコーディングスキルが必要となり難易度が高いですが、WordPressテーマを導入することでこの問題を解決できます。
記事の後半では比較サイトが作成できる機能を搭載したWordPressテーマも紹介しているので、ぜひ最後まで見ていってください。
目次
比較サイトとは?
比較サイトはその名のとおり、複数の商品やサービスを同ジャンル内で比較したり、ランク付けしているサイトのことです。比較だけをしている場合もあれば、分かりやすいようにランキング化されている場合も多いです。
日本で最も有名な比較サイトと言えば「価格.com」ではないでしょうか。家電を始めとして様々なジャンルの商品が比較されており、一度は使ったことがある人も多いと思います。
Googleで検索をして「私がおすすめする◯◯10選」「料金が安い◯◯のランキング10選」のようなタイトルが付いたページも比較サイトの一部です。サイト全体が比較コンテンツになっていなくても、一部のコンテンツが比較記事になっているブログなども多いです。
例えば、当サイトで言うと「WordPress初心者におすすめのレンタルサーバーはこの3つ!【選ぶ時のポイントも解説】」は比較記事に該当します。
このように、比較サイトや比較コンテンツは私たちの日常に溶け込んでいるのです。
比較サイトが作られる理由
比較サイトがこれだけ多く存在する理由は、人々から比較コンテンツが求められているからです。
人は自分で複数の商品情報を調べて比較することを面倒だと感じます。そこで、他人がおすすめする商品やランキング上位にある商品を購入しようとするのです。テレビで取り上げられた商品やYouTuberが紹介した商品が爆売れするのもそういった理由からです。
また、サイト運営者視点で見ると、比較検討をしている人は商品の購入に限りなく近い層なので商品を売りやすいというメリットがあります。つまり、儲かるということです。
マーケティング用語に「マーケティングファネル」というものがあります。下記の逆三角形の図形が示すように、消費者の購買行動は上の「認知」から下の「購入」へと順々に変化し、「購入」に近づくほど人数も減っていくという考え方のことです。
この図からも、比較・検討層は購入直前の人たちであることが分かります。
例えば、あなたが「化粧水 おすすめ」とGoogleで検索したとしましょう。この時点であなたは化粧水を購入すること自体は高い確率で決めていると思います。後は、自分に合った化粧水がどれかを知りたがっているはずです。
以上のことから、比較やランキングは購入間近なユーザーのためのコンテンツなので、サイト運営者も積極的に作成するのです。
比較サイトの作り方
ここからはWordPressを使って比較・ランキングサイトを作る方法を具体的に解説していきます。
下記の6つのステップで作成できます。
1. ジャンルを決める
2. 比較する軸を決める
3. 紹介する商品のランキングを付ける
4. WordPressを開設する
5. 比較サイトが作れるWordPressテーマを導入する
6. 比較(ランキング)記事を作成する
STEP1. ジャンルを決める
まず最初にやるべきことはジャンル決めです。つまり、何の商品・サービスの比較をするかを決めるということです。
ジャンル決めで重要なポイントは下記の2つです。
- アフィリエイト案件のラインナップを確認する
- ジャンルの市場が大きい場合はセグメントを切る
比較・ランキングサイトはアフィリエイトによって収益を得ています。そのため、比較している商品それぞれでアフィリエイトができないと稼ぐことはできません。
比較しようとしているジャンルにアフィリエイト案件が豊富に存在するかを必ず確認しましょう。アフィリエイト案件の有無はアフィリエイトASPで確認できます。
「A8.net」と「もしもアフィリエイト」は審査無しでサクッと登録できておすすめです。
下記の記事で初心者におすすめのアフィリエイトASPを紹介しているのでチェックしてみてください。
【2024年最新】初心者におすすめのアフィリエイトASP5つを厳選選定したジャンルの市場が大きすぎる場合はより細かくセグメントを切ることで、よりターゲットの悩みに対して訴求できます。
よくあるセグメントの切り口としては下記のようなものがあります。
- 年齢別で区切る
- 職業別で区切る
- 悩み別で区切る
- 地域別で区切る
- 価格帯別で区切る
例えば、「転職サイト」をジャンルにすると広すぎる場合、「20代 転職サイト」と年齢で区切ったり、「看護師 転職サイト」のように職業で区切ったりするイメージです。
また、市場の大きさを確認する際はGoogleが提供する「キーワードプランナー」を使って、キーワードの検索ボリュームを調べると良いでしょう。
▼公式サイト
キーワードプランナーはこちら↗︎
キーワードプランナーの利用にはGoogle広告への登録が必要になります。
また、「Googleトレンド」を活用して検索の傾向を知ることも可能です。キーワードプランナーほど細かな検索回数は取得できませんが、複数のキーワードで比較するには十分です。
Googleトレンドは無料で使えて登録も不要なので、気軽に始められます。
STEP2. 比較する軸を決める
ジャンルが決まったら次は比較する軸を決めましょう。明確な比較軸がないと読者は納得感を得ることができません。
比較軸は一つに絞る必要はなく、複数の軸で比較して総合評価でランキングを付けるといったやり方もあります。
良くある比較軸は下記のようなものです。
- 料金の安さ
- ユーザーの満足度
- 性能の高さ
- 実績
- サポートの手厚さ
先ほどの「転職サイト」を例に取った場合、下記のような比較軸が考えられそうです。
- 公開求人数の多さ
- サポートの手厚さ
- 転職エージェントサービスの有無
このように、ランキング付けの根拠を事前に明確にしておくことで、コンテンツ作成もスムーズに進みます。
STEP3. 紹介する商品のランキングを付ける
次に、紹介する商品に順位付けを行います。STEP2までの作業が完了していたら、ランキング付けも苦労せずにできるはずです。
ただし、ランキングの名前の付け方で1点だけ注意点があります。それは、ランキングの言い方次第では客観的な根拠が必要だということです。
例えば、「おすすめランキング」であれば、あなたが比較軸を元に主観で選んだものなので問題ありません。しかし、「人気ランキング」や「売れ筋ランキング」といったランキング名にする場合は、実績や調査データなどの明確な根拠が必要になります。
人気や売れ筋の根拠を第三者が手に入れることは難しいため、アフィリエイトの場合は「おすすめランキング」とすることが多いです。
STEP4. WordPressを開設する
STEP4とありますが、STEP1~3の作業と並行してWordPressの開設を進めても問題ありません。その方が公開までの時間を短縮できるでしょう。
WordPressの開設をする際は、レンタルサーバーの契約をセットで行いましょう。レンタルサーバーは簡単にWordPressを立ち上げられる機能を提供しており、さらにドメインも一緒に取得できるからです。
おすすめのレンタルサーバーは、国内最速のサーバー速度を擁する「ConoHa WING(コノハウィング)」です。
下記の記事に書かれている手順に沿って作業を進めると、WordPressをセットアップすることができます。所要時間は数十分でOKです。
【ConoHa WING】ワードプレスの始め方を初心者向けに解説
なんと、今ならConoHa WINGが【最大47%OFF】の【月額687円】から使えるお得なキャンペーンを開催中です!しかもドメインも2つまで無料取得できます。
筆者は定価で買ってしまったので、正直とても羨ましいです。。
キャンペーン対象は「WINGパックの12ヶ月以上のプラン」で、締切は【2023年1月17日 16:00】なので、比較サイトをWordPressで作ろうと思っている方は、先にサーバーだけでも契約しておくといいのではないでしょうか。
STEP5. 比較サイトが作れるWordPressテーマを導入する
WordPressのセットアップが完了したら比較・ランキングサイトが簡単に作れる機能を提供してくれるWordPressテーマを導入しましょう。
テーマを導入しないと、自分でHTML・CSSをコーディングする必要があるので初心者には難易度が高く時間もかかります。
イチオシのテーマは「THE THOR(ザ・トール)」です。ランキング作成機能に加えて絞り込み検索機能も付いており、デザインも綺麗だからです。
しかも、THE THORは先ほど紹介したレンタルサーバー「ConoHa WING」と提携しており、セットで購入すると1,320円お得になります。
その他にも「比較サイトにおすすめのWordPressテーマ5選」のセクションでおすすめのテーマを紹介しているので、ぜひご覧ください。
テーマを決めて購入が完了したら、導入手順は下記の記事を見ながら進めてください。
【超簡単】WordPressテーマのインストール方法STEP6. 比較(ランキング)記事を作成する
WordPressテーマの導入まで完了したら、最後に比較・ランキングのコンテンツ(記事)を作成していきます。
作成方法はテーマごとで異なってくるので詳細は割愛しますが、一度作って終わりではなく、サイトに訪れたユーザーのクリック率や商品の購入率などを見て、繰り返し文言等を改善していきましょう。
以上で比較・ランキングサイトの作成が完了です。
比較サイトにおすすめのWordPressテーマ5選
ここからは、比較サイトやランキングページの作成機能を搭載しているWordPressテーマを5つ紹介します。
THE・THOR(ザ・トール)
1つ目は、THE THOR(ザ・トール)です。
有名なWordPressテーマの一つで、SEOに強くデザインがおしゃれで洗練されているのが特徴です。
THE THORには「ランキング作成機能」と「絞り込み検索機能」が付いているので、下記のように綺麗な比較サイト・ランキングサイトを作成することができます。
デザインがとても綺麗ですよね。ぜひサンプルサイトもチェックしてみてください。
比較サイトのデザインサンプル①はこちら↗︎
比較サイトのデザインサンプル②はこちら↗︎
また、レンタルサーバーの「ConoHa WING」と一緒に購入すると、定価で購入するよりもお得にTHE THORが手に入ります。詳しい料金はこちらをご確認ください。
▼THE THORの概要
テーマ名 | THE THOR(ザ・トール) |
提供元 | フィット株式会社 |
料金(税込) | 16,280円 |
ライセンス | 買い切り(複数サイトの利用OK) |
デザインの特徴 | 洗練された・おしゃれ |
おすすめポイント | ・デザインが洗練されている ・ランキング作成機能と絞り込み検索機能が付いている ・しかもクリック操作だけで簡単に作成できる |
公式サイト | https://fit-theme.com.the-thor |
DIVER
2つ目は、DIVERです。
SEOに強いことに加えて、アフィリエイトで使える機能が豊富に備わっています。また、サポートが非常に手厚く、テーマ購入後も無期限で何度でもメールで相談することができます。
DIVERでは、入力補助機能を使うことで下記のようにランキングページを簡単に作成することができます。
記事風に比較・ランキングのコンテンツを取り込みたい方におすすめです。
編集画面は下記のようになっており、直感的にランキングを作成できます。
デザインはこちらのデモページでもチェックしてみてください。
▼DIVERの概要
テーマ名 | DIVER |
提供元 | DIVER開発チーム |
料金(税込) | 17,980円 |
ライセンス | 買い切り(複数サイトの利用OK) |
デザインの特徴 | おしゃれ |
おすすめポイント | ・アフィリエイトをする上での機能が豊富 ・購入後のサポートが手厚い |
公式サイト | https://tan-taka.com/diver/ |
AFFINGER6
3つ目は、AFFINGER6(アフィンガー6)です。
「稼ぐ」ことに特化しており、アフィリエイターやブロガーに人気があります。サイトのターゲットに応じて機能やデザインを細かくカスタマイズできるのが特徴です。
収益を上げたい方向けのテーマなので、当然ながらランキング機能も搭載されています。ただし、ランキングは3位までしか作れない点だけご注意ください。
こちらのページでは、AFFINGER6で作成されたサイトがたくさん紹介されています。比較サイトやランキングページを作成しているサイトもあるので、ぜひチェックしてみてください。
▼AFFINGER6の概要
テーマ名 | AFFINGER6(アフィンガー6) |
提供元 | 株式会社オンスピード |
料金(税込) | 14,800円 |
ライセンス | 買い切り(複数サイトの利用OK) |
デザインの特徴 | シンプル・洗練された |
おすすめポイント | ・デザインがシンプルかつかっこいい ・アフィリエイトで稼ぐための機能が豊富 |
公式サイト | https://on-store.net/affinger6/ |
TCD Reviewer
4つ目はTCD Reviewerです。
ワードプレステーマで有名なTCDシリーズです。TCD Reviewer以外にもビジネスの用途に応じて様々なテーマが提供されています。
「Reviewer」というテーマ名からも伝わるように、比較・ランキングサイトのためのWordPressテーマであり、単にランキング機能を作成できるだけでなく、商品名、商品画像、キャッチフレーズ、項目ごとの情報などを綺麗なレイアウトで表示できます。
デザインが美しいのが分かっていただけるのではないでしょうか。こちらのデモサイトからも洗練されたデザインを確認してみてください。
▼TCD Reviewerの概要
テーマ名 | TCD Reviewer |
提供元 | 株式会社デザインプラス |
料金(税込) | 9,980円 |
ライセンス | 買い切り(複数サイトの利用OK) |
デザインの特徴 | 高級感がある・美しい |
おすすめポイント | ・デザインが洗練されている ・比較・ランキングサイトに特化している |
公式サイト | https://tcd-theme.com/tcd026 |
Cocoon(コクーン)
5つ目はCocoon(コクーン)です。
今回紹介するテーマの中で唯一無料で利用できます。有料テーマの方がデザインのクオリティが高いのでおすすめですが、できる限り費用を抑えて比較サイトを作りたい方はCocoonが選択肢になるでしょう。
Cocoonでも下記のとおり、ランキングページを簡単に作成することができます。
デモサイトを確認したい方はこちらからどうぞ。
▼Cocoonの概要
テーマ名 | Cocoon(コクーン) |
料金(税込) | 無料 |
デザインの特徴 | シンプル(白ベース) |
おすすめポイント | ・無料だけどSEO対策はバッチリ ・簡単にランキングページが作成できる |
公式サイト | https://wp-cocoon.com/ |
有名な比較・ランキングサイトの一覧
最後に、様々なジャンルにおける比較・ランキングサイトの一覧を紹介します。
ここで紹介する以外でも「(気になるジャンル名) 比較サイト」でGoogle検索してもらうと、比較サイトを見つけることができます。
このような成功例を見て、ぜひ比較サイト作成の参考にしてみてください。
サイト名 | ジャンル |
---|---|
①価格.com | 総合 |
②mybest | 総合 |
③HIS ウォーターサーバー | ウォーターサーバー |
④エフプロ | FX |
⑤ナビナビクレジットカード | クレジットカード |
⑥CAREER PICKS | 転職 |
⑦WiFiストア | WiFi |
⑧英語トーク.jp | オンライン英会話 |
⑨塾ナビ | 塾・学習塾 |
⑩みんなのパーソナルトレーニング | パーソナルジム |
内容のまとめ
- 比較サイトとは、複数の商品やサービスを同ジャンル内で比較したりランク付けしているサイトのこと
- 比較サイトがたくさん存在する理由は、人は自分で複数の商品情報を調べて比較することを面倒だと感じ、他人がお薦めする商品を購入しようとするから
- 比較サイトの作り方
- STEP1. ジャンルを決める
- STEP2. 比較する軸を決める
- STEP3. 紹介する商品のランキングを付ける
- STEP4. WordPressを開設する
- STEP5. 比較サイトが作れるWordPressテーマを購入する
- STEP6. 比較(ランキング)記事を作成する
- 比較サイトにおすすめのWordPressテーマ5選
- THE・THOR(ザ・トール)
- DIVER
- AFFINGER6
- TCD Reviewer
- Cocoon(コクーン)