Webライターが使うクラウドソーシングはこの2つでOK!【約300万稼いだ筆者が解説】


Webライターが案件を獲得していくために、クラウドソーシングの活用は外せません。

実際、私自身Webライターの案件を初めて獲得した方法がクラウドソーシングの利用でした。副業Webライターをしていた私にはツテがなく、クラウドソーシングがなければWebライターを始められなかったでしょう。

フリーランスとして独立して約5年経つ現在においても、新規案件獲得のためにクラウドソーシングは営業活動に欠かせないツールです。

以下は、私がランサーズでこれまでに稼いできた金額です。

他のクラウドソーシングの報酬額も合わせると、約300万円をクラウドソーシング経由でこれまでに稼いできました

しかし、これからWebライターになろうとしている人は、

  • どれを登録すればいいかわからない
  • どうやって案件を獲得するのだろう

と疑問や不安を抱えているかもしれません。

そこで、本記事ではおすすめのクラウドソーシングサービスや実際に稼げる月収相場について、私の経験を踏まえて具体的にご紹介します。案件獲得のポイントや高単価案件を獲得するコツもご紹介しているため、案件獲得につまづいている人もぜひ参考にしてください。

Webライターが使うクラウドソーシングはこの2つ!

未経験からWebライターとして副業やフリーランスで働く人の多くはクラウドソーシングを活用しています。クラウドソーシングとは、案件を発注したい人と案件を獲得して働きたい人をマッチングするためのプラットフォームです。

実際、私が副業Webライターを始められたのはクラウドソーシングのおかげと言っても過言ではありません。開業から約5年経つ今でも新規案件獲得のためにクラウドソーシングを使っています。

初心者からベテランまで幅広いWebライターが利用しているクラウドソーシングは、以下の2つです。

Webライターが使うべきクラウドソーシング

正直なところ、システムの使いやすさや案件の内容において、どちらが上ということはありません。まずは両方に登録して豊富な案件の中から自分にできそうな案件を探すことをおすすめします。

それぞれの特徴について確認していきましょう。

クラウドワークス

クラウドワークスの公式サイト

案件の豊富さでいうと、断然クラウドワークスがおすすめです。クラウドワークスには「記事・Webコンテンツ作成の仕事・求人」が5万件以上(2022年11月時点)掲載されていました。

クラウドワークスは株式会社クラウドワークスが提供するクラウドソーシングです。クラウドソーシングを専門に扱っている上場企業における流通額No.1を誇っています。ユーザー数は480万人、利用企業は78万社を超えています(2022年11月時点)。

登録に料金は発生せず、気軽に登録が可能です。知名度が高いこともあり、企業側もWebライター側も「まず登録してみよう」とクラウドワークスが選ばれます。

未経験Webライター向けの案件が豊富に取り扱われているため、副業ライターやこれからWebライターとして活動していきたい人におすすめです。

一方で、以下のことに気をつけましょう。

  • 未経験者を狙った低価格な案件がある
  • クラウドソーシングに不慣れなクライアントが一定数いる

報酬が低すぎる案件に応募することは控え、クライアントの評価を確認した上で案件に応募しましょう。


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ランサーズ

ランサーズの公式サイト

ランサーズは、運営側のサポートが充実していて初心者に使いやすいクラウドソーシングです。以下のようなサポートがあり、安心して利用できます。

  • 悪質なクライアントを通報できる
  • AI判定でお仕事ランクが判定される
  • 仮払いで報酬が確実に支払われる

このような制度やサポートが整っているため、ランサーズには誠実なクライアントが多いです。とくに、報酬が低すぎるとAIが「市場価格と相違」と判断し、案件内容に表示されます。うっかり単価の低い案件に応募することを防げるため、初心者の案件選びに役立ちます。

また、Webライター向けの「ライティング」の案件を検索すると750件以上見つかりました(2022年11月時点)。クラウドワークスと比べると少ないものの、常に豊富な案件のなかから自分に合うものを見つけられる数です。

とはいえ、ランサーズだけではぴったりの案件が見つからないと感じる人も一定数います。そのため、クラウドワークスと併用して継続的に受注できる体制を整えましょう。


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Webライターがクラウドソーシングを使った時の文字単価と月収相場

Webライターがクラウドソーシングを使った場合、どれくらい稼げるのかは誰もが気になるポイントですよね。もちろん、月収は案件のボリュームによって大きく左右されます。

また、Webライターの報酬において「文字単価」という考え方が一般的です。記事の文字数に対して、1文字あたりの単価を決めて報酬額が算出されます。例えば、文字単価1.5円の案件で3,000文字の記事を書くと報酬は4,500円です。

文字単価はWebライターのレベルや執筆に必要な知識の専門性によってクライアントが設定します。そのため、初心者とベテランでは文字単価が変わり、同じ文字数の記事を書いても報酬額が変わるのです。

ここでは、Webライターがクラウドソーシングを使った時の文字単価と月収相場について、以下の3つのケースに分けてご紹介します。

  • 初心者Webライターの場合
  • 副業Webライターの場合
  • フリーランス歴5年の筆者の場合

フリーランスWebライター暦5年を迎えようとする私の体験談を踏まえ、リアルな数字をお伝えします。

初心者Webライターの場合

初心者Webライターの場合、文字単価の相場は0.5〜1円程度です。3,000文字の記事を納品すれば1,500円〜3,000円の報酬と考えましょう。

1日に1記事3,000文字の記事を執筆できたら、週5日稼働して月20記事は執筆できます。最低でも月収3万〜6万円は確保できる計算です。もちろん執筆スピードを早めれば、もっと稼げます。

1日8時間程度Webライターとしての仕事をして1〜3ヶ月程度は初心者Webライターとみなされます。まだ実績が作れていない時期のため、文字単価の高い案件で採用されることは難しいです。

私自身、初めて獲得した案件は5,000文字記事に対して4,000円の報酬だったため、文字単価にすると0.8円でした。

ただし、初心者だからといって文字単価の低い案件にしか応募しない姿勢ではもったいないです。あなたが今まで培った経験や知識を活かせるジャンルの記事であれば、高単価を狙えます。

できそうだと思う案件を見つけたら強気で応募することをおすすめします。

副業Webライターの場合

副業Webライターの場合、文字単価の相場は0.5〜2円です。3,000文字の記事を納品すれば1,500円〜6,000円の報酬と考えましょう。なぜここまで開きがあるのかというと、初心者と数年経験のある人では単価が変わるからです。

私の周りでは土日の休みに5,000文字の記事を2記事書いている副業Webライターが多いです。同じような働き方をすると、月に8記事は執筆できます。最低でも月収2万〜8万円は確保できる計算です。

私の場合、ランサーズに登録した初月の報酬を見返してみると5,000円程度でした。あまり時間を割いて副業をしていなかったこともあり、副業Webライターとしての月収は1万円前後と低いです。

もちろん、人によって作業できる時間は異なります。仕事から帰ってから1〜2時間でも作業すると月収10万円超えも夢ではありません。また、本業に関連するジャンルの専門性の高い記事であれば高単価で一定のボリュームを依頼してもらえる可能性もあります。

フリーランス歴5年の筆者の場合

約1年の副業Webライターを経て、開業から約5年が経つフリーランスWebライターの私の文字単価は2〜5円です。現在、月収は20〜40万円前後と波があるものの、平均すると30万円程度稼げています。

ちなみに、フリーランス2年目でがむしゃらに働いていたときの最高月収は90万を超えています。「稼げるときに稼がなきゃ」と朝から晩まで執筆をしていました。

現在では結婚をし、家事をしたり家族と過ごす時間を優先したいという思いから、週5で1日あたり3〜7時間しか働いていません。サラリーマン時代と比べると少し年収は減少したものの、パートや派遣社員として働くよりも効率良く稼げています。

初心者Webライターがクラウドソーシングで狙うべき案件のポイント

初心者Webライターがクラウドソーシングで案件を獲得できるかどうか、不安に感じる人がいるかもしれません。

たしかに実績のない初心者Webライターは、経験あるWebライターと比べると採用されづらいです。しかし、しっかりポイントを絞って案件に応募すれば、ちゃんと案件を獲得できます

初心者Webライターがクラウドソーシングで狙うべき案件のポイントは、以下の4つです。

  • 得意ジャンル・テーマであること
  • 文字数が少ない
  • 構成作成や画像作成、入稿作業がない
  • 執筆マニュアルが用意されている

具体的に確認し、どのような案件に応募すべきか知って効率的に案件を獲得しましょう。

得意ジャンル・テーマであること

得意ジャンルやテーマであれば、プロフィールや提案文で自分をアピールできます。執筆したことのない初心者Webライターは「得意も何もない」と思うかもしれません。しかし、以下の視点から得意ジャンル・テーマを想像して見ましょう。

  • 仕事で経験したこと
  • 趣味や好きなこと
  • 実際に体験したこと(子育てやダイエット、転職など)

例えば、私の場合初めて受注した案件は美容系最新ニュースを記事にする仕事でした。もともとスキンケアやメイクが好きだった私にうってつけのジャンル・テーマでした。情報のリサーチ自体を楽しみながら執筆していたことを記憶しています。

その次に獲得した案件は、IT製品に関する記事の執筆です。私は新卒から4年以上IT業界で営業をしていたため、アピールしやすかったです。現在でもインターネット・IT関連の執筆の依頼は絶えません。

このように人よりも少し知識や経験を持っているだけでも、人に役立つ情報を提供できます。なにより、あなた自身、リサーチする時間が減って執筆スピードが上がります。効率的に稼ぐためにも、得意ジャンル・テーマの案件に応募しましょう。

文字数が少ない

文章を書く仕事が初めてなのであれば、文字数の少ない案件がおすすめです。具体的には、2,000〜3,000文字の記事を狙いましょう。

副業Webライターをやり始めた当初の私は、3,000文字の記事を仕上げるために2〜3日かかったことを覚えています。副業で作業できる時間が限られていたからかもしれませんが、初めは以下のようなことに戸惑いました。

  • そもそも文章・記事の書き方がわからない
  • 記事のタイトルのつけ方がわからない
  • マニュアルを理解することに時間がかかる

もちろん、慣れてくると初めての案件であっても1日1万文字以上の執筆もできるようになってきます。しかし、初心者Webライターがいきなり挑戦してしまうと、納期に遅れたり途中でやる気がなくなったりするかもしれません。

まずは記事を書くことに慣れるつもりで、2,000〜3,000文字の記事から始めましょう。

構成作成や画像作成、入稿作業がない

執筆以外の作業がない案件を選びましょう。Webライターの案件には、記事の執筆以外にも以下のような作業を含むことがあります。

構成作成 執筆開始前に記事の設計図を作成する作業。
誰にどのような内容をどの順番で伝えるかなどを決める。
画像作成 記事に掲載する画像を作成する作業。
フリー素材を使ったり、図表を自分で作ったりする。
入稿作業 記事を公開するためにワードプレスに入稿する作業。
文字装飾やタイトル設定なども行う。

発注者であるクライアントは、初心者Webライターに執筆以外の作業を任せられるのかと不安を感じます。なぜなら、どの作業にも知識と技術が必要だからです。

そのため、執筆以外の作業を含む案件にはある程度経験のあるWebライターが採用されやすい傾向にあります。初心者のうちは執筆だけの案件に応募することをおすすめします。

執筆マニュアルが用意されている

募集されている案件の詳細に、「マニュアルあり」と書かれた案件に応募しましょう。マニュアルではなく、以下のような言葉を使っていることもありますが意味は同じです。

  • 指示書
  • ガイドライン
  • レギュレーション

マニュアルには執筆の基本や表現方法などが詳細に書かれているため、初心者Webライターでもスムーズに記事を執筆できます。具体的には、以下のような内容が多いです。

  • 改行をどこでするか
  • 導入文・まとめ文の書き方
  • 表記ルール(ひらがな・漢字表記や禁止表現など)
  • 見出しごとの文字数

マニュアルで執筆の基礎ルールを知ることもできるため、マニュアルありの案件を選びましょう。


ここまで読んで、今すぐWebライターを始めたくなった方は、「Webライターの始め方と高収入ライターになるためのコツをプロが完全解説」をチェックしてみてください。

Webライターがクラウドソーシングで高単価案件を獲得するコツ

副業であっても、フリーランスであっても、できるだけ効率良く稼ぎたいと考えるものです。Webライターが1番効率良く稼ぐ方法は、高単価案件を獲得することです。同じ文字数の記事を執筆しても、文字単価によって大きく報酬が異なるためです。

そこで、Webライターがクラウドソーシングで高単価案件を獲得するための5つのコツをご紹介します。

  • プロフィールを充実させる
  • 提案文に説得力を持たせる
  • 実績を作る
  • 低単価案件に応募しない
  • クライアントと信頼関係を築いて継続案件を獲得する

積極的に取り組み、少ない作業量で多くを稼げるWebライターを目指しましょう。

プロフィールを充実させる

クラウドソーシングに登録できたら、最初にプロフィールを充実させることから始めましょう。なぜなら、クライアントに対して自分の能力や経験、人柄をアピールできるからです。

クライアントは顔の見たことのない相手にお金を払って記事の執筆を依頼します。そのため、相手がどのような人なのかを把握したいと考えています。事実、多くのクライアントがプロフィール文を確認してから採用する人を決めているようです。

あなたをアピールするために、以下のポイントを踏まえてプロフィールを作成しましょう。

プロフィールに含めると良い内容
  • 簡単な自己紹介
  • 職歴
  • 得意なジャンルとその理由
  • 対応可能時間や連絡可能時間、執筆ペース
  • 採用したいと思わせるクライアントにとってのメリット

初心者Webライターの場合、メリットを伝えることは難しいかもしれません。私が副業ライターを始めたときは、プロフィール文に以下のようなことを記載していました。

  • コミュニケーションを密に取りながら認識を合わせて仕事を進める
  • 納期1日前には提出する
  • 良い記事を作り上げるために修正には何度でも対応する

一見ビジネスマンとして当たり前のように感じるかもしれません。しかし、クライアントはクラウドソーシングでは会ったことのない人の中から発注者を決めなければなりません。そのため、上記のような文言が書かれている人に仕事をお願いしたいと感じるのです。

プロフィールは自分をアピールできる場だと認識し、充実した情報量を盛り込みましょう。

提案文に説得力を持たせる

案件に応募するときの提案文には説得力を持たせましょう。「この人に任せれば安心だ」と思ってもらえる内容にしなければ、高単価案件は獲得できません。

提案文作成のポイントは、以下の通りです。

  • 数字を用いて具体性を持たせる
  • 箇条書きを使って伝わりやすい文章にする
  • どのように案件に貢献できるのかを盛り込む

初心者Webライターだと、どのように貢献できるのかを記載することが難しいと感じるかもしれません。その場合、なぜその案件に応募したのかを深掘りするとヒントが見えてきます。

おそらく、あなたがまったく関心のないジャンルの案件にいきなり応募することはないでしょう。そのため、あなたの持っている知識や経験が役に立つとアピールできます。例えば、以下のような一文を入れると説得力があります。

  • 「最新の美容ニュースが好きで、毎朝コスメ・化粧品の情報サイトを読むことが日課です」
  • 「IT業界で法人営業を4年間してきました。ITの基礎知識はもちろん、製品についても詳しいです」

一言一句一緒ではありませんが、実際、私はこのような内容を提案文に盛り込んで案件を獲得していました。高単価な案件ほど、クライアントが「この人なら大丈夫」と思える説得力のある提案文を意識しましょう。

実績を作る

クラウドソーシングでは、プロフィールに今までの活動実績が表示されます。今までクラウドソーシング内でこなした案件が多く、クライアントからの評価が高ければ、「高単価な案件を任せられそう」とクライアントが思ってくれます。

そのため、初心者Webライターのうちは、低単価な案件であっても積極的に受注しましょう

また、ドラマのレビューや転職の体験談などのタスク案件をこなすこともおすすめです。報酬は数百円と低いですが、実績1には変わりありません。私も、ランサーズに登録した直後はレビュー系のタスク案件を何件もこなしました。

10件程度案件をこなせば受注率はグッと上がります。高単価案件にも近づくため、ぜひ実績作りに時間をかけましょう。

低単価案件に応募しない

なかには「初心者だから」と低単価案件にばかり応募する人がいます。当然のことを言いますが、応募した案件しか受注することはできません。高単価案件を獲得したい思いがあるのなら、低単価案件に応募しないと決意することも必要です。

クラウドソーシングには初心者Webライターを食い物にするような悪質なクライアントも存在します。たとえば、文字単価0.4円以下や10記事1,000円といった低単価案件には絶対に応募しないようにしましょう。

特に「ライティングスキルが学べる」と書かれている案件は、教材購入を誘導されたり何度も修正させられたりする可能性が高く危険です。できるだけ文字単価1円以上、低くても0.5円以上の案件を狙いましょう。

クライアントと信頼関係を築いて継続案件を獲得する

単価を上げていくには、クライアントと信頼関係を築いて継続案件を獲得していく手段もあります。例えば、最初は文字単価0.5円で契約したクライアントとも、3ヶ月、半年と付き合いが長くなれば文字単価アップの話が出てきます。

実際、私もフリーランスWebライターとして開業した直後に文字単価1円で契約したクライアントから、半年後には文字単価2円〜3円の案件を紹介してもらえるようになりました。

継続案件を獲得するためには、以下のことを意識しましょう。

継続案件を獲得するためのコツ
  • 継続して依頼してもらえる案件を探す
  • 提案文に「月○記事執筆できる」とキャパシティがあることを伝える
  • 提案文に「長期でお付き合いできると嬉しい」と継続希望であると伝える
  • クライアントの要望を理解して記事に反映させる
  • 納期を守る
  • コミュニケーションを密に取る
  • 指摘されたことを繰り返しミスしない

一見当たり前のことに思えますが、基本的なビジネススキルはクライアントにとって高評価です。継続で契約できれば、新しい案件獲得のための営業活動の数を減らして時間を有効活用できます。

Webライターがクラウドソーシングで仕事をする時の注意点

クラウドソーシングはWebライターとしての仕事を得るための有効な手段です。しかし、注意点を把握しておかなければ、あなたが損したり悪い評価を得たりするかもしれません。

Webライターがクラウドソーシングで仕事をする時の注意点は、以下の3つです。

  • スケジュール管理を徹底する
  • 単価だけで案件を選ばない
  • 無報酬のテストライティングを受けない

順番に確認していきましょう。

スケジュール管理を徹底する

どのような仕事にも言えることですが、案件ごとのスケジュール管理を徹底しましょう。「当然のこと」と思うかもしれません。しかし、クラウドソーシングを使っているとさまざまな案件を同時に請け負うことになり管理能力が問われます。

どれも月初に受注が決まり月末納品であればスケジュール管理は大変ではありません。しかし、受注日と納品日は案件ごとに異なります。例えば、以下のように同時に案件を持っている状態になるケースは少なくありません。

  • A案件:5日に受注し月末納品
  • B案件:10日に受注し25日納品
  • C案件:18日に受注し翌月5日納品

案件を複数抱えるようになったらスケジュール帳やエクセルなどに案件ごとの予定を落とし込み、しっかりと管理しなければなりません。

特に初心者Webライターの案件受注率は低いため、同時に多くの案件に応募するでしょう。しかし、思った以上に採用された場合、断る勇気も必要です。「採用したい」と通知がきたときにスケジュールをしっかり把握し、本当に納品できるのかを検討しましょう。

もし、スケジュール管理を怠って納品に遅れが出たらクライアントからの評価は大きく下がります。継続してもらえない可能性が上がってしまうため、スケジュール管理は徹底しましょう。

単価だけで案件を選ばない

できるだけ稼ぎたい気持ちはわかりますが、単価だけを見て案件を選ばないようにしましょう。なぜなら、案件ごとに適正単価があるからです。報酬が高いと思って応募すると、作業内容が多かったり、リサーチに時間がかかったりする可能性があります。

例えば、文字単価3円と一見高いように思えても挿入する図解の作成や専門的な論文の読解などの作業が含まれていると、時間と手間がかかってしまいます。時給換算すると、アルバイトをした方がマシかもしれません。

このような案件もあるため、単価だけではなく作業内容をしっかり確認して応募しましょう。

無報酬のテストライティングを受けない

クラウドソーシングで横行している無報酬のテストライティングを受けないよう注意しましょう。せっかく執筆したあなたの記事がタダで使われてしまい、悲しい思いをする可能性があります。

残念ながらクラウドソーシングには初心者Webライターを狙った悪質なクライアントが存在します。実力を判定するためのテストライティングと称してタダで1記事書かせ、「不採用」と通知します。しかし、納品した記事はしっかりインターネット上で公開するというオチつきです。

TwitterでWebライターアカウントを見ていると、よく初心者Webライターと思われる人がこのような体験談を呟いています。この記事を読んでいるあなたは悪質なクライアントに騙されないよう注意しましょう。

内容のまとめ

Webライターが登録すべきクラウドソーシングや、クラウドソーシングで稼げる月収の相場について解説しました。

登録したけどなかなか受注できないと悩む人はとても多いです。もし、登録後に悩んでいるのであれば、まずは以下のような案件を狙いましょう。

  • 得意ジャンル・テーマであること
  • 少ない文字数であること
  • 構成作成や画像作成、入稿作業がない
  • 執筆マニュアルが用意されている

さらに、プロフィール文や提案内容もクライアントは重視します。「一緒に仕事がしたい」と思わせる内容を目指しましょう。

クラウドソーシング登録後、すぐに案件が獲得できなくても落ち込まないでください。だれもが最初は初心者Webライターです。小さな実績を積み重ね、信頼されるWebライターを目指しましょう