P&Gマフィアと呼ばれる著名マーケター10選【マーケティング本も紹介】

Business vector created by studiogstock – www.freepik.com

P&G出身のマーケターが様々な業界で目覚ましい活躍をされています。マーケティングの仕事に関わっている方であれば、名前を聞いたことがある人も多いでしょう。

人は彼ら・彼女らのことを「P&Gマフィア」と呼びます。

本記事では、そもそもP&Gマフィアが何か?を解説した上で、P&G出身の著名マーケターを10名ご紹介します。

P&Gマフィアって何?

P&Gマフィアは、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)社出身でマーケティング領域で目覚ましい活躍をされている人たちを総称する言葉です。

◯◯マフィアと言えば、アメリカのペイパルマフィアが発祥とも言われています。

Paypal(ペイパル)とは1998年に7名の起業家によって設立された、世界最大級のオンライン決済サービスです。

2002年にオークションサイト「eBay」に買収された後、創業者である7名のメンバーは各々で新しい事業を立ち上げました。7名の創業者と彼らが立ち上げたサービスが下記です。

ペイパルマフィアのメンバー

  • ピーター・ティール・・・Facebookに初期投資したシリコンバレーの伝説的な投資家であり、「ゼロ・トゥ・ワン」の著者
  • マックス・レブチン・・・メディア共有サービス「Slide(スライド)」の共同創業者
  • イーロン・マスク・・・電気自動車企業「Tesla(テスラ)」共同創設者
  • リード・ホフマン・・・ビジネス特化型SNS「LinkedIn(リンクトイン)」の共同創業者
  • デイヴィッド・サックス・・・企業の社内用SNS「Yammer(ヤマー)」の共同創業者
  • ジェレミー・ストップルマン・・・世界最大級のレビューサイト「Yelp(イェルプ)」の共同創業者
  • チャド・ハーリー・・・「YouTube(ユーチューブ)」の共同創業者

圧巻の一言に尽きます。

どれも世界的に有名なサービスへと成長を遂げたことから、ペイパル創業メンバーは注目を集め「ペイパルマフィア」と呼ばれるようになりました。

このように、一つの企業や所属団体の卒業生がこぞって活躍すると◯◯マフィアと呼ばれる訳ですが、日本で代表的な◯◯マフィアがP&Gマフィアなのです。

これから紹介していきますが、P&Gを卒業したマーケターたちが様々な業界・業種の企業で顕著な成果を残していることからこのように呼ばれるようになりました。

今回はP&Gマフィアと呼ばれる方を10名ピックアップしました。マーケターであれば知っている人も多いはずです。

また、合わせて彼らが出版しているマーケティング本も紹介します。どれも必見の書籍なので、初心者マーケターや駆け出しマーケター、マーケター以外でも新卒3年目くらいまでの人にはおすすめしたいです。

※本記事の内容は2021年10月時点の情報となっていることをご了承ください

1. 森岡毅氏(株式会社刀 代表取締役CEO)

生年月日1972年10月12日
現在の肩書き株式会社刀 代表取締役CEO
出身大学神戸大学経営学部
P&G在籍期間1996年 ~ 2010年
過去勤務先P&G、USJ

マーケティングをやっている人なら知らない人はいないでしょう。森岡さんは日本を代表するマーケターであり生粋の戦略家です。

新卒でP&Gジャパンに入社され、ヴィダル・サスーンなどヘアケアブランドのブランドマネージャー、P&G世界本社にて北米パンテーンのブランドマネージャー等を歴任されています。

その後、当時経営が傾いていたUSJに入社し、大改革を行ってV字回復させたことで有名です。

現在は、「マーケティングで日本を元気にしたい」という大義の下、マーケティング精鋭集団「刀」を設立され、丸亀製麺、西武園ゆうえんち、ネスタリゾート神戸など、数多くのブランド再建に携わっています。

また、森岡さんの書籍はどれも読み応えたっぷりなので、マーケターは必見です。

書籍

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

2015年10月には過去最高の月間175万人を集客し、USJの3倍の商圏人口に陣取る東京ディズニーランドをも超えて、単月ではありますがついに集客数日本一のテーマパークになることもできました。<中略>USJはなぜ復活し、大成功をおさめることができたのか? なぜ次から次へと新しいアイデアが出てきて、なぜやることなすこと上手くいくようになったのか? その秘密は、たった1つのことに集約されます。USJは、「マーケティング」を重視する企業になって、劇的に変わったのです。

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?

お金がないならアイデアを振り絞れ! 後ろ向きコースター、ゾンビの大量放出、絶対生還できないアトラクション・・・斬新な戦略でV字回復したUSJの軌跡をキーマンが綴る。

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力

世界屈指のマーケター&アナリストが、USJに導入した秘伝の数式を公開。ビジネス戦略の成否は「確率」で決まっている。その確率はある程度まで操作することができる。八方塞りに思える状況でも、市場構造や消費者の本質を理解していると、勝てなさそうに見える局面や相手に対しても勝つチャンスのある戦い方、つまり勝つ確率の高い戦略を導き出すことができる。その戦略を導き出すのが「数学マーケティング」である。

苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」

「何をしたいのかわからない」「今の会社にずっといていいのか」と悩むあなたに贈る必勝ノウハウ。悩んだ分だけ、君はもっと高く飛べる!USJ復活の立役者が教える「自分をマーケティングする方法」。後半の怒涛の展開で激しい感動に巻き込む10年に1冊の傑作ビジネス書!

マーケティングとは「組織革命」である。 個人も会社も劇的に成長する森岡メソッド

なぜ、日本企業はマーケティングを活かせないのか?なぜ、あなたの提案は通らないのか?実戦経験を極めた著者が、あなたを成功に導く<組織論>

誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命

コロナ禍の今こそ必要なのは、自分の意志と選択で未来を変えるための「 リーダーシップ 」。自分も人も活かせる存在になるために何をすればいいのか、最強スキルを獲得するためのノウハウを詰め込みました。

メディア

参考資料

2. 西口一希氏(Strategy Partners 代表取締役社長)

生年月日1967年生まれ
現在の肩書きStrategy Partners 代表取締役社長、M-Force 共同創業者
出身大学大阪大学経済学部
P&G在籍期間1990年 ~ 2006年
過去勤務先P&G、ロート製薬、ロクシタンジャポン、メルヴィータジャポン、スマートニュース
LinkedInhttps://www.linkedin.com/in/kazuki-n-364965143/

西口さんは1990年にP&Gに新卒入社され、ブランドマネージャー、マーケティングディレクターとしてパンテーン、パンパース、ヴィダルサスーンなど数々のブランドを担当されています。

P&G退社後はロート製薬、ロクシタンジャポンなど、大手メーカーのマーケティングをリードして、数々のブランド育成や業績改善を実行してきた凄腕マーケターです。

2017年にはスマートニュースのマーケティング担当執行役員に就任し、アプリの累計ダウンロード数5000万達成。スマートニュースがユニコーン企業になるまで成長させたことでも有名です。

現在は事業コンサルタントと投資業務を行うStrategy Partnersの社長を務められています。

また、著書である「顧客起点マーケティング」では、顧客ピラミッドや9セグマップという再現性高く使えるマーケティングフレームワークを提唱しています。

書籍

たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング

たった一人の“N1″を分析する「顧客起点マーケティング」から未購買顧客を顧客化、さらにロイヤル顧客化する「アイデア」をつかめます。P&G出身、ロート製薬にて化粧水「肌ラボ」を本数ベースで日本No.1へスマートニュースではiPhoneアプリランキング100位圏外から1年でNo.1へ。本書では、著者の西口一希氏が確立したフレームワークの理論と実践を全公開します。

アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40

「追うべきは、時代の変化ではない。顧客の変化である」日本最強のマーケター2人が初タッグ、これからのマーケティング戦略について語り合った!||「アフターコロナによって、マーケティングや経営が||どう変わるのかを考えないといけない」||……漠然とそう思っていないか

参考資料

3. 足立光氏(ファミリーマートCMO)

生年月日1969年生まれ
現在の肩書きファミリーマートCMO、スマートニュースアドバイザー、I-ne社外取締役
出身大学一橋大学商学部
P&G在籍期間1990年 ~ 1998年
過去勤務先P&G、ブーズ・アレン・ハミルトン、ローランド・ベルガー、シュワルツコフヘンケル、ワールド、日本マクドナルド、ナイアンティック
Twitterhttps://twitter.com/hikaruadachi
LinkedInhttps://www.linkedin.com/in/hikaru-ray-adachi-903749/

足立さんは大学卒業後、新卒でP&Gに入社され、新製品開発部初代マネージャーなどを経て、韓国P&G勤務を経験されています。

P&G退社後は、コンサルティング会社のブーズ・アレン・ハミルトン、ローランド・ベルガー、ヘンケル、ワールドを経て2015年から日本マクドナルドの上席執行役員マーケティング本部長に就任。

業績が急落していた当時の日本マクドナルドをV字回復させる立役者になりました。当時のエピソードは著書「「300億円赤字」だったマックを六本木バーの店長がV字回復させた秘密」でも詳しく語られているので、興味がある人は読んでみてください。

その後、ナイアンティックを経て、現在はファミリーマートのCMOを務められています。

ちなみに先ほどの西口さんとはP&G時代の同期ということで、共著で「アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40」を出版されています。

書籍

マクドナルド、P&G、ヘンケルで学んだ 圧倒的な成果を生み出す 「劇薬」の仕事術

マクドナルド300億円の大赤字⇒31カ月連続売上増!マスコミからのバッシング、安売りによるブランド・イメージの低下……2015年、業績の低迷する日本マクドナルドに入社、その復活まで。

世界的優良企業の実例に学ぶ 「あなたの知らない」マーケティング大原則

P&G、コカ・コーラ、マクドナルド、ツイッター、スマートニュース、ナイアンティックなど、世界的な優良企業で実践してきたマーケティングの「原則」を実例とともに解説。困った時・迷った時にすぐ使える、マーケティング実務者のための戦略指南書!

「300億円赤字」だったマックを六本木バーの店長がV字回復させた秘密

マーケティングって何?興味はあるけれど良くわからない”という人のために、学生でも分かりやすい! 小説仕立てのマーケティング本。世界的なマーケティングの雄である足立氏。P&Gでマーケティングを学び、ヘンケル、ワールド、マクドナルドなど、大企業を見事にV字回復させ、いまやビジネス界では「無双」と呼ばれている。著者からホンモノのマーケティングを楽しくワクワク学べる一冊。

アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40

「追うべきは、時代の変化ではない。顧客の変化である」日本最強のマーケター2人が初タッグ、これからのマーケティング戦略について語り合った!||「アフターコロナによって、マーケティングや経営が||どう変わるのかを考えないといけない」||……漠然とそう思っていないか

参考資料

4. 音部大輔氏(クー・マーケティング・カンパニー 代表取締役)

生年月日1968年生まれ
現在の肩書きクー・マーケティング・カンパニー 代表取締役
出身大学関西学院大学商学部
神戸大学経営学博士課程
P&G在籍期間1992年 ~ 2009年
過去勤務先P&G、ダノンジャパン、ユニリーバ・ジャパン、日産自動車、資生堂
LinkedInhttps://www.linkedin.com/in/daisuke-otobe-1277753/

音部さんは大学卒業後、P&Gのマーケティング本部に入社し、17年間の在籍中にブランドマネージャー、マーケティングディレクターとして、アリエール、ファブリーズ、パンパースなど名だたるブランドのマネジメントに携わりました。

その後、ダノンジャパン、ユニリーバ・ジャパン、日産、資生堂とさまざまな製品分野の企業においてブランドマネジメントや組織育成をリード。

2016年には資生堂の執行役員マーケティング本部長CMOに就任し、同社のマーケティングを牽引しました。

2018年にクー・マーケティング・カンパニーを立ち上げて代表に就任し、数多くの企業に対してマーケティング組織強化やブランド構築支援を行なっています。

書籍

なぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる

戦略というのは、体得すれば極めて強力な道具になります。しかし、経営戦略、マーケティング戦略、広告戦略、営業戦略…と企業の中では「戦略」という言葉が必要以上に多用されています。定義や意味が曖昧なため、ビジネスの現場で混乱や誤解を招く原因にもなり、実際的に戦略を運用する上では、ほとんど役に立ちません。つまり「戦略」は、いまだにかなり曖昧な単語だということです。

マーケティングプロフェッショナルの視点 明日から仕事がうまくいく24のヒント

技術による差異化が難しい今、企業が持続的に成長するには、顧客視点に立ったマーケティング戦略を立案・実行できる人材が必要です。その第一歩が、マーケティングのプロフェッショナル=プロマーケターだけが知る“共通言語”を学ぶこと。

参考資料

5. 長谷川晋氏(MOON-X 共同創業者兼CEO)

現在の肩書きMOON-X 共同創業者兼CEO
最終学歴京都大学経済学部
P&G在籍期間2002年 ~ 2012年
過去勤務先東京海上火災、P&G、楽天、Facebook Japan
LinkedInhttps://www.linkedin.com/in/shin-hasegawa-6a1b0aba/

長谷川さんは新卒で東京海上火災に入社。2002年にP&Gに転職され10年に渡り、パンパース、ジレット、ブラウン、SK-IIなどのマーケティングやマネジメントを統括。

その後、楽天の上席執行役員としてグローバル17カ国および国内グループ全体のマーケティングを管掌。

2015年にはFacebook Japanの代表取締役に就任し、在任中にInstagramのMAUを810万から3,300万へと成長を牽引しました。

現在はD2Cビジネスを手掛けるMOON-Xを創業し、CEOを務められています。

参考資料

6. 伊東正明氏(OFFICE MASA 代表)

現在の肩書きOFFICE MASA 代表
最終学歴慶應義塾大学
P&G在籍期間1996年 ~ 2017年
過去勤務先P&G、吉野家

伊東さんは20年以上に渡ってP&Gでキャリアを歩まれています。

1996年にP&Gに入社し、ブランドマネージャーとしてジョイ・アリエールのブランド再建を手掛けます。その後、ファブリーズのグローバルチームのマーケティング責任者を米国本社・ヨーロッパ本社にて担当し、全世界向けの新製品開発やグローバルブランド戦略をリード。

それから、シンガポールでペットケア事業責任者、アジアパシフィック・Eビジネス事業責任者、ホームケア・オーラルケアヴァイスプレジデントなども歴任され、2017年11月退社・独立。P&Gでは、世界各国で数々のブランドをマネジメントされていることが分かります。

2018年には吉野家の常務取締役に就任し、業績が低迷していた吉野家をV字回復させたことでも有名です。

参考資料

7. 和田浩子氏(Office WaDa代表)

現在の肩書きOffice WaDa代表、コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス社外取締役、他
最終学歴大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)
P&G在籍期間1977年入社
過去勤務先P&G、ダイソン日本法人、日本トイざらス、など

和田さんはP&Gマフィアの総帥とも呼ばれ、後の数々のP&Gマフィアを採用&育成してきた人物です。

1977年にP&Gサンホーム(後のP&Gジャパン)に入社し、女性として初めてのマネジメントキャリアとしてマーケティング部に配属され、パンテーン、ヴィダルサスーンの立ち上げや、パンパースの立て直しなどを手掛けます。

その後、日本人として初の米プロクター・アンド・ギャンブル社のヴァイス・プレジデントに就任し、グローバルで経営に携わります。また、ブランドを育成し続けるための人材育成制度・組織、マーケティングの仕組み作りを主導しました。

P&Gを退社後はダイソン日本法人の代表、日本トイざらスの代表取締役などを経て、2005年にコンサルティング会社Office WaDaを設立。マーケティングやマネジメント領域のコンサルタントとして活動しながら、社外取締役として経営トップへの提言を行っています。

社外取締役として携わる企業にはアデランス、島津製作所、ユニ・チャーム、コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスなどがあります。

書籍

P&G式 世界が欲しがる人材の育て方――日本人初のヴァイスプレジデントはこうして生まれた

卓抜したブランド戦略でMBAのケーススタディにしばしば登場する超優良グローバル企業P&G。その秘密はマーケティングスキルではなく、戦略的な人材育成にあった!フォーチュン誌では「社員の能力」が業種を超えて世界ランキング1位にも選ばれている。日本人初のヴァイス・プレジデントとなった和田浩子氏が語る、今初めて明かされるP&G式世界一能力の高い社員の育て方。

すべては、消費者のために。

グローバル企業として成功しているP&G社、その日本企業との違いは。日本での躍進を成し遂げたP&G社の科学的マーケティング手法に迫ります。どん底のブランドをV字回復させ、また新規ブランド立ち上げを成功させた和田氏のアクション。他にも応用可能なブランディング手法を丁寧に余すことなく紹介します。学者・研究者・コンサルタントではなく、実務で成功した人物がその手の内を明らかにするのは極めて稀であり、幾多の困難に立ち向かってきた和田氏のノウハウを明かします。

P&G 一流の経営者を生み続ける理由

ウォルマート、マクドナルド、マイクロソフト、GM、ディズニー、AOL……P&GのOBは、なぜ他社でもトップになれるのか?「本書には、あなたの人生をまったく違うものにする贈り物が詰まっています」――和田浩子(日本人初の米P&G社ヴァイスプレジデント)

参考資料

8. 野上麻理氏(アリナミン製薬 副会長)

生年月日1969年生まれ
現在の肩書きアリナミン製薬 副会長
最終学歴大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)
P&G在籍期間1992年 ~ 2012年
過去勤務先P&G、マックスファクター、アストラゼネカ
LinkedInhttps://www.linkedin.com/in/mari-nogami-a7581714/

野上さんは1992年に大学を卒業後、新卒でP&Gに入社しマーケティングに従事。SK-IIのブランドマネージャー、東アジアスキンケアマーケティングディレクターを歴任されています。

その後、部下が2000名を超えるマックスファクタージャパン(P&Gスキンケア・化粧品事業部)のプレジデントに就任。約20年間に渡って、P&Gでキャリアを積まれています。

2012年にアストラゼネカに入社し、執行役員兼プライマリー事業本部長として主要製品のシェア拡大に貢献。2018年9月から2021年3月まで武田コンシューマーヘルスケア(現:アリナミン製薬)にて取締役社長を務め、現在は副会長となっています。

書籍

ピークパフォーマンス

「エネルギーマネジメント」とは、もともとアスリート向けに開発されたプログラムをビジネスに転用したもので、 アスリートと同じように会社員も最高の成果をずっと出し続ける(ピークパフォーマンス)ために必要なものを4 つの観点から解いています。

参考資料

9. 奥山真司氏(Google日本法人代表)

生年月日1965年12月27日
現在の肩書きGoogle日本法人代表
最終学歴早稲田大学教育学部
P&G在籍期間1989年 ~ 2016年
過去勤務先P&G、江崎グリコ

奥山さんは1989年に新卒でP&Gファー・イースト・インク(現:P&Gジャパン)に入社。

1996年からはマーケティングマネージャーとしてアリエールなどのブランドを担当し、2002年にはノースイーストアジア担当のジェネラルマネージャーに就任。その後、2005年にヴァイスプレジデントに就任されています。

そして、2012年からはP&Gジャパンの代表取締役社長を務めました

2016年にはP&Gを退社し、江崎グリコの常務執行役員マーケティング本部長に就任。2021年2月からはGoogle日本法人の代表に就任されています。

参考資料

10. 和佐高志氏(日本コカ・コーラ 最高マーケティング責任者

現在の肩書き日本コカ・コーラ 最高マーケティング責任者
最終学歴同志社大学
P&G在籍期間1990年 ~ 2008年
過去勤務先P&G
LinkedInhttps://www.linkedin.com/in/takashi-wasa-b18b97b5/

和佐さんは新卒でP&Gに入社し、18年間の在籍期間に化粧品の「SK-II」や洗剤、ホームケアブランド等のマーケティング、セールス、ジェネラルマネージャー職を歴任されています。

2009年にコカ・コーラに入社後は、お茶やコーヒー、ジュース、炭酸飲料等のカテゴリー担当ヴァイスプレジデントとして活躍。「綾鷹」をリブランディングしてヒットさせたことでも有名です。

また、コカ・コーラ世界初のアルコールブランド檸檬堂の導入を推進。2019年からはコカ・コーラの最高マーケティング責任者に就任されています。

参考資料

内容のまとめ

いかがだったでしょうか。

皆さん、まさにマフィアと呼ぶに相応しい活躍をされています。これだけ多くのマーケター・経営人材を輩出できるP&Gには優れた人材育成システムがあることが容易に想像できます。

1つのブランドに責任を持ち、舵取りをする経験がマーケティングスキルだけでなく、リーダーシップ能力も磨いてくれるのではと思います。

今回紹介した方々が出版されている書籍はマーケター必読のものばかりなので、是非読んで見てください。

今回紹介したP&Gマフィアの10名

※本記事の内容は2021年10月時点の情報となっていることをご了承ください