Web広告運用が辛いと感じる理由を歴5年の現役マーケターが語る

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Web広告運用の仕事をやってみたいけれど辛いって聞いた。実際のところどうなの?

本記事ではこういった悩みに答えていきます。

私は5年間にわたってプレイヤー・マネジメント両方の視点からWeb広告運用の仕事に携わっているので、Web広告運用の仕事が辛いと感じるポイントについて熟知しているつもりです。

Web広告運用に限らず、どんな仕事にも辛いことはあります。自分が向いてる仕事と言うのは、辛いと感じる過程さえも楽しめたりポジティブに捉えられる仕事だと思います。

本記事では、Web広告運用の仕事が辛いと感じる理由について解説していきます。要点を理解した上で、自分はその環境を楽しめそうだ、それくらいは覚悟できると感じる人はぜひ挑戦してみて欲しいです。

最後には未経験からWeb広告運用の仕事を始めるために取るべき行動についてもお伝えします。ぜひ最後までご覧ください。

Web広告運用の仕事内容

Web広告運用の仕事が辛い理由をお伝えする前に、Web広告運用の仕事の流れを大まかに解説します。大きく、下記5つのステップがあります。

1. ターゲットと訴求を決める
2. 配信媒体を決める
3. クリエイティブを作る
4. 広告を出稿する
5. 結果の分析をして、①~④を繰り返す

1つずつ見ていきましょう。

1. ターゲットと訴求を決める

Web広告運用はプロモーションの一種なので、販売する商品は既に存在するという前提で話していきます。

まず最初にやるべきことは、誰に対してどんな訴えかけで商品を販売するかを決めることです。例えば、IT業界に特化した転職サービスが商品だと仮定しましょう。

広告のターゲットや訴求は何パターンも決めてOKですが、一つのパターンとして下記のように定めたとします。

広告のターゲット

・20代男性
・都内在住
・独身
・会社員(ビジネス職)
・年収400 ~ 600万
・成長意欲が高く、今より年収UPのために転職を考えている

広告の訴求

実際にIT業界への転職に成功した人の年収UP事例を見せる

2. 配信媒体を決める

ターゲットと訴求が決まったら、次にどの媒体に広告を配信するかを決めます。Web広告と一括りにしても、様々な広告媒体が存在します。

・Googleリスティング広告
・Yahooリスティング広告
・SNS広告(Facebook / Twitter / Instagram)
・YouTube広告
・アドネットワーク広告

媒体ごとに特色があるので(ここでは詳細は割愛します)、広告の目的やターゲットと照らし合わせながら媒体選定を行なっていきます。

3. クリエイティブを作る

媒体が決まったら広告のクリエイティブを制作します。クリエイティブとは具体的には下記のことを指します。

・広告文
・バナー広告
・動画広告

このうち、広告文はWeb広告運用担当者で決めることができますが、バナー広告や動画広告を作りたい場合は、社内のデザイナーや外部の制作会社と連携しながら制作を進めていく必要があります。

4. 広告を出稿する

STEP3までで、下記を決めてきました。

  • ターゲットと訴求内容
  • 配信媒体
  • クリエイティブ

最後に、実際に広告を出稿していきます。Web広告は媒体ごとに広告配信のための管理画面が用意されているので、管理画面からボタンをポチポチしていけば設定が完了します。

Web広告の強みは細かなターゲティングができることなので、STEP1で定めたターゲットに広告が配信されるように設定を行います。

5. 結果の分析をして、①~④を繰り返す

今回は説明を省略しましたが、Web広告運用をする際は1件の目標(商品の購入や問い合わせなど)を達成するために最大でいくらまで広告費を使えるかを事前に決めます。

これが成果指標となり、広告効果が良いか悪いかを判断していきます。もし広告効果が良ければ、さらに広告費を増やしていく意思決定ができるでしょう。

一方で、広告効果が悪ければなぜ悪いのかを分析してSTEP1からSTEP3の内容を見直します。そして、何度も①~④を繰り返して広告効果を高めていけるように努めます。


以上が、Web広告運用の大まかな仕事の流れです。

Web広告運用が辛いと感じる理由

ではここからは、Web広告運用の仕事が辛いと感じる理由を5つ解説していきます。

会社のお金を使うプレッシャーがある

1つ目は、会社のお金を使うプレッシャーがあることです。特にWeb広告運用初心者の方は慣れるまで大なり小なり、このプレッシャーを感じるのではないでしょうか。

広告予算を使って成果に繋がっていなければ、お金だけが減っていっている…と不安な気持ちに駆られてしまいます。

IT企業のように原価のかからない事業を展開する場合は、売上に対して数十%の広告宣伝費を使うこともあります。広告宣伝費率が大きければ、当然経営陣や株主からも広告費を使った分だけの成果が出ているかを厳しくチェックされます

また、広告代理店の場合は、同じようにクライアントから成果が出ているかを問われるでしょう。

もちろん思い通りの成果が出ないこともありますが、どんな目的でどのような広告運用を行ったのかは説明できなければいけません。

このような環境下で仕事をすることが人によっては辛いと感じてしまうのです。

覚えるべき専門用語が多い

Web広告運用はとにかく覚えるべき専門用語(特に横文字)が多いです。私もWeb広告運用を始めた当初は、周りの人が横文字で会話をするので、話についていくだけで苦労したのを覚えています。

下記は、良く使うWeb広告の用語の一例です。

CPA(シーピーエー)・・・顧客獲得単価
CPC(シーピーシー)・・・広告のクリック単価
ROAS(ロアス)・・・広告の費用対効果
CTR(シーティーアール)・・・広告のクリック率
IMP(インプ)・・・インプレッション(広告表示回数)の略称

顧客獲得単価と言ってくれれば理解できるのに、略して「CPA(シーピーエー)」と言うんですね。略して横文字で話すのが当たり前の世界なので、初心者が議論に入っていくのは大変です。

専門用語を覚えるだけでは当然意味がなく、これらの指標が悪化している原因は何か、改善するために取れる打ち手は何か、というところまで考えていく必要があります。

これまでの人生で聞き慣れない用語をたくさん覚えないといけないから辛いと感じる人はいるでしょう。

正解がない中で運用しないといけない

何事もそうですが、Web広告運用もこうすれば必ず上手くいくというやり方はありません。

ターゲットや商材によって、媒体の相性や訴求内容が全く異なってくるからです。特定のターゲットに対してAの訴求で成果が出ていても、異なるターゲットに対して同じAの訴求をしても成果が出ないといった具合です。

よって、正解がない中で日々試行錯誤していく必要があります。考えられる打ち手を網羅した上で、仮説を立てて施策の優先順位を立てていくのです。

決まったルーティーン業務が得意な人・好きな人からすると、Web広告運用は不確実性の高い仕事になるので辛いと感じることがあるかもしれません。

施策をたくさん打っているのに結果が出ない

これに関しては、そもそも商品に魅力がないなどのWeb広告運用以前の問題を抱えている可能性もあります。商品に問題が場合は、どれだけ広告を改善しても成果を出すのは難しいでしょう。

しかし、担当している本人はWeb広告運用で成果を出すことがミッションなので、頑張って広告を改善しようとします。

このように、プロモーションだけではどうしようもない状況や、外部環境の変化によってビジネスを取り巻く環境が大きく変わった時には、どれだけ改善施策を行っても成果が出ない可能性があります。

試行錯誤しても結果が出ないことを辛いと感じることがあるかもしれません。

地味な作業が多い

広告というキーワードが入ると、煌びやかな世界をイメージする人もいるのですが現実は正反対です。地味な作業が多いので、当初とのギャップに苦しむ人がいるかもしれません

一例をあげると下記のような仕事があります。

  • 広告に変更を加えるたびに管理画面をポチポチする必要がある
  • 広告効果をエクセルにまとめる
  • 売上シミュレーションや予算配分シミュレーションをする
  • 繰り返しABテストをする

Webマーケティングの仕事は売上や広告効果など、第三者から分かりやすく目に見えるもので評価されるので、成果を出す過程で発生する仕事は日の目を浴びることがありません。

目に見える成果となるまで、裏側では地道な作業がたくさん発生することを理解しておきましょう。

未経験からWeb広告運用の仕事を始める2つの方法

ここまで、Web広告運用の仕事が辛い理由を見てきました。辛い点がある反面で、ビジネスを成長させている手触り感を得られたり、どの会社でも求められる専門スキルが身に付くなど良い点もたくさんあります。

この記事を読んでいる方の中には、これからWeb広告運用の仕事を始めてみたいと思っている方もいるでしょう。

結論から言うと、未経験からWeb広告運用の仕事を始めることは難しいことではありません。なぜなら、Webマーケティング職未経験で入社して、入社後にスキルや経験を積むという選択肢を取れるからです。

具体的には下記2つのいずれかのアクションを起こしましょう。

  • 転職サイト・エージェントに登録する
  • Webマーケティングスクールで学んで転職する

それぞれ具体的に見ていきます。

転職エージェントに登録する

1つ目は転職エージェントへの登録です。

転職エージェントに相談して、未経験OKでWebマーケティング職を募集している企業を紹介してもらいましょう。業界情報や企業情報など、自分では中々得られない知識もエージェントから聞き出すことができます。

情報が偏らないためにも複数の転職エージェントから話を聞いてみるのがおすすめです。

Webマーケティング転職でまず登録したい転職エージェントは下記の3つです。

1位:リクルートエージェント | 転職支援実績No.1
転職エージェントの中で最も実績が出ており、必ず登録すべきサービスの1つ
2位:doda | 転職者満足度No.1を獲得
転職エージェントと転職サイトの両方を提供しており、利用者の満足度が高いことが特徴
3位:マイナビエージェント | 20代からの信頼が厚い
20代からの支持率が高く、転職が初めての人でも安心して任せられる


他にもWebマーケティング職に人気の転職エージェント・転職サイトを知りたい方は下記の記事をご覧ください。

Webマーケティング職に人気の転職エージェント・転職サイト【57人の利用実態を調査】

Webマーケティングスクールで学んで転職する

2つ目は、Webマーケティングスクールに通ってから転職をする方法です。

Webマーケティングスクールでは、未経験から仕事ができるレベルのWebマーケティングスキルを習得することができます。

Wannabe Academyのような実務経験が積めるスクールに通うと、アピールできることが増えるので未経験のまま転職するよりも優位に進められます

また、自分にWebマーケティングの仕事が向いているかを確認するという意味も含めて、スクールに通ってみても良いでしょう。

転職目的のWebマーケティングスクールなら下記の3つがおすすめです。

デジプロ | Webマーケティングスクールの受講者数No.1
少人数制の講義で超実践的に学ぶことが特徴で、全国にリアルな教室も構えている
Wannabe Academy | 実務経験が積めるスクール
数あるスクールの中で唯一実務経験が積めるので、転職活動でも強くアピールできる
マケキャンbyDMM.com | 転職成功率98%の実績
手厚い転職サポートを受けられる転職保証付きのWebマーケティングスクール


この他にもWebマーケティングスクールを詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

2022年最新版!おすすめのWebマーケティングスクールを徹底比較【目的・地域・特徴別に紹介】

内容のまとめ

  • Web広告運用の仕事内容
    • STEP1. ターゲットと訴求を決める
    • STEP2. 配信媒体を決める
    • STEP3. クリエイティブを作る
    • STEP4. 広告を出稿する
    • STEP5. 結果の分析をして、①~④を繰り返す
  • Web広告運用が辛いと感じる理由
    • 面倒くさい地味な作業が多い
    • 会社のお金を使うプレッシャーがある
    • 覚えるべき専門用語が多い
    • 正解がない中で運用しないといけない
    • 施策をたくさん打っているのに結果が出ない
  • 未経験からWeb広告運用の仕事を始める2つの方法
    • 転職エージェントに登録する
    • Webマーケティングスクールで学んで転職する