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- 「今の仕事を通じて、自分の市場価値は高まっているのだろうか?」
- 「自分のスキルや経験は他の会社から評価されるのだろうか?」
一度はこのような不安を抱いたことがあるかもしれません。
市場価値は、自身が持っているスキルや経験の希少性と、それらを求める企業がどれくらい存在するか(ニーズがどれくらいあるか)で決まります。
しかしながら、会社で働いているだけでは市場価値を意識することは少ないため、客観的に自分を見る機会が必要になります。
そこで、無料かつ数分で自分の市場価値をチェックできるのが、市場価値診断ツールです。大手の転職エージェントや転職サイトが提供していることが多く、膨大な人材データの中から年収等を導き出してくれます。
本記事では、今すぐ無料で自分の市場価値を診断できる5つのツールをご紹介します!また、診断以外の手段で市場価値をチェックできる転職サイトも合わせてご紹介していきます。
目次
自分の市場価値を診断できる5つのツール
今回紹介する市場価値診断ツールは下記の5つです。
ミイダス
ミイダスは、自分の市場価値診断からスタートする転職サービスで、パーソルグループが運営しています。
複数の質問に答えていくだけで診断が完了します。会員登録は不要で所要時間は3分程度です。私も実際にやってみて下記のような診断結果が出ました。
具体的な数字が示されて分かりやすいですね。
また、市場価値診断後にミイダスに登録すると、登録直後から興味を持った企業からオファーが届くようになります。診断結果に加えて、企業からのオファー内容を見ることで自分の市場価値を客観的に知ることができます。
もちろん、転職意欲がなくても利用できます。定期的にメールが届くため、今すぐの転職を考えていないのであれば、満足した段階でサービスの退会を行えば問題ありません。
まずは、こちらからミイダスにアクセスして、市場価値診断を開始しましょう!
dodaの年収査定
年収査定は、転職サイトで有名なdodaが提供する無料サービスです。年収査定という名前ですが、市場価値は年収と結びついているので、市場価値診断と思ってもらって間違いありません。
所要時間3分で今の自分の適正年収が分かります。dodaの会員186万人のデータから市場価値が導き出されるため、かなり信憑性は高いと思います。
診断をするには無料の会員登録をするだけでOKです!まずはこちらから無料登録をサクッと行いましょう。
登録が完了したらホーム画面の下部から年収査定のページへ遷移します。
診断後はそのまま転職サイトを利用したり、転職エージェントに相談することができます。転職を考えている方は、診断結果をそのまま活用することができますね。
グッドポイント診断 / リクナビNEXT
グッドポイント診断はリクナビNEXTが提供しているサービスで、自己分析をして自分の強みを見つけるのに適したサービスです。強みを知ることで、より自分の市場価値を高めるための方向性が明確になるはずです。
選択形式の問いに答えていくことで、下記18種類の項目からあなたの強みを5つ診断してくれます。所要時間は30分程度必要なので、まとまった時間がある時に実施してみるのがおすすめです。
リクナビNEXTは会員限定のサービスなので、まだ登録してない人はこちらから無料登録して診断を行なってみてください。
若手ハイクラス向け転職アプリ『VIEW』
VIEW(ビュー)は若手ハイクラス向けの転職アプリです。転職アプリと記載はしていますが、今の自分の市場価値を診断するのにもピッタリのサービスです。
アプリをダウンロードすると、まず最初に選択形式の質問に3分程で回答します。すると、あなたの志向性にマッチしたキャリアシナリオや具体的な企業を提案してくれたり、興味を持ってくれた企業からアプリ内でスカウトが届きます。
自分にマッチした企業や年収帯を知れたり、どのようなスカウトが届くのかを見ながら市場価値を確認することができます。
まずはこちらからアプリをダウンロードこちらからアプリをダウンロードして、3分診断に回答してみてください。
平均年収.jpの年収査定
平均年収.jpの年収査定は、日本の平均年収や年代別の年収、企業別の年収など、様々な年収データをまとめるWebサイト「平均年収.jp」が提供する年収査定サービスです。
チャット形式で合計22個の質問に答えていくので、ストレスなく回答を終えることができます。実際に私も使ってみましたが3分程で診断が完了します。
簡単な個人情報を入力する必要があり、診断結果はメールに送られてきます。
診断はこちらから
スカウト型転職サイトでも市場価値をチェックできる
自分の市場価値を確かめる方法は診断ツールだけではありません。実際に転職サイトに登録することも非常におすすめしたい方法です。ここで登録すべきなのは単なる転職サイトではなく、「スカウト型転職サイト」です。
スカウト型転職サイトとは、登録すると企業の採用担当者やヘッドハンターからスカウト連絡を受け取れる転職サイトです。通常の転職サイトは自分から求人情報を収集しなければいけませんが、その必要もありません。
採用担当者やヘッドハンターから受け取るスカウトを見て、「自分は今どのような企業に必要とされているのか」を客観的に判断することができます。具体的なオファー内容も記載されているので、診断ツールよりも具体的に自分の市場価値を確かめられます。
登録料も無料なので、基本的に使わない理由はないと思います。私自身も転職を考えていない時から、常に複数のスカウト型転職サイトに登録して市場価値をチェックしています。
おすすめのスカウト型転職サイトは下記の3つです。ビズリーチとキャリアカーバーは年収500万円以上のハイクラス向けとなっています。
ビズリーチ
ビズリーチは年収500万円以上が推奨されているハイクラス向けのスカウト型転職サイトです。
サービスサイトのキャッチコピーにもある通り、登録した瞬間からヘッドハンターや企業の人事・経営者から様々なスカウトが飛んできます。
私自身も市場価値を確かめるために登録してみると、4ヶ月で約100件のスカウトが届きました。アクティブなヘッドハンターや採用担当者がとても多い印象を受けます。
転職意思がなくてもとりあえず登録しておくことで、世の中にどんな仕事があって、自分がどのような企業から求められているかを客観的に知ることができます。
ビズリーチの登録はこちら(無料):https://www.bizreach.jp/
マイナビジョブ20’sスカウト
マイナビジョブ20’sスカウトは、株式会社マイナビワークスが運営する20代に特化したスカウト型転職サービスです。
20代を求める企業を専門として求人を保有しているため、社会人経験が浅くてもスカウトが届きます。自分の市場価値を知りたい、待っているだけで効率良く転職したい24~29歳の方は是非登録してみてください。
登録情報は匿名公開なので、転職活動をしていることが知られることもありません。良いオファーが届いたら話を聞いてみるという温度感でOKです。
登録はこちら(無料):https://mynavi-job20s.jp/scoutservice/
キャリアカーバー
キャリアカーバーはリクルートが運営するスカウト型転職サイトです。ビズリーチと同様に、年収500万以上のハイクラス人材向けのサービスです。
もし年収500万円に満たない場合は、同じリクルートが運営するリクナビNEXTに登録することをお勧めします。
私はビズリーチと同じタイミングで登録しましたが、ビズリーチよりも多くのスカウトが届いています。ヘッドハンターから届くメッセージには、職務経歴書のどのポイントを評価してスカウトしているかが記載されているため、メッセージを読むだけで自身の市場価値を確認することができます。
転職意欲がなくても、ビズリーチとセットで登録することをおすすめします。
キャリアカーバーの登録はこちら(無料):https://careercarver.jp/
転職意欲がなくても市場価値をチェックすべき!
例え今すぐの転職意欲がなくても、常に自分の市場価値をチェックすべきです。1つの企業に定年まで勤め上げることが当たり前ではなくなり、キャリアアップのために転職を選択肢に入れる時代です。
最近では、転職を活用して市場価値を上げていく、いわゆるジョブホッパーと呼ばれる人も少なくありません。
- 市場価値の上がるスキルや経験が積めているか意識するようになる
- 自分がもっと活躍できる環境や仕事を知ることにつながる
- 市場価値が高ければ、今の会社と対等に交渉する余裕が生まれる
今あなたが持っているスキルや経験は、他の企業からすると喉から手が出るほど欲しいものかもしれません。そうすれば、今の環境よりも高く評価され、年収も上がるでしょう。
このように、自分の市場価値を知らないことでキャリアの機会損失を起こしている可能性もあるのです。
自分の市場価値が分からないという方は、転職の意思がなくても市場価値診断ツールやスカウト型転職サイトに登録してみることをおすすめします。